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道具 「歴史」

内装道具はいろいろありますが、今週最後の歴史は墨つぼ。現在ではレーザー墨出し器も進歩しており、かなり使い勝手はよくなっているようです。

作業する人が移動するのに合わせて回転する機能を持ったものもあるようです。そのため、墨つぼの使用頻度は減っているかもしれませんが、現在でも重要な道具であることにはかわりありません。

墨つぼの歴史は古く、起源は古代エジプトにまでさかのぼります。しかしながら、つぼと糸と糸車が一体化していないため、だれでも使えるわけではなく、使いこなすにはかなりの熟練度が必要だったようです。

その後、エジプトからアジアに入ってきて、古代中国で今のような一体化したものができたようです。

さらに時代は下って、日本で建設の際に墨つぼが使われたとされているのは法隆寺です。

残念ながら、その当時使われた墨つぼは現存していませんが...

2022.1.28 m&g