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ボード 「歴史」

現在の内装工事において不可欠なものはLGSとそこに張り付ける石膏ボードが主なものになってきます。

ボードを留めるためのビスやドライバーなどもありますが、今回はボードの歴史ということなので、石膏ボードについて。

石膏ボードは意外と古く1902年にアメリカで発明されたようなので、2022年現在で120年目ということになりますね。

発明されてからおよそ20年後に、日本でも製造が開始されて、大正12年(1923)には旧帝国ホテルの内装と天井に石膏ボードが採用されたようです。

そのころはまだすべて手作業でやっていたそうですが、現在ではほぼ自動化されているようです。

その後は、第二次世界大戦により、いったん製造が中止されましたが、戦後2,30年かけて生産能力が増強されていき、昭和から平成10年ごろまでに石膏ボードの生産量はピークを迎えたようです。

平成の中期から令和にかけては高層マンションや高層ビルなどの建築に不燃材料が必要なことから、石膏ボードの需要は順調なようです。

2022.1.27 m&g