職人さんの道具 レーザー 「今と昔」
- 2021.12.17
- その他
レーザー墨出し器というものが建設現場で用いられています。
現在使われているレーザー墨出し器はいろいろな機能を備えていますが、初期のものはレーザー光を照射する機能しかありませんでした。
最近のレーザー墨出し器だと、作業する人が移動するのにあわせて回転する機能を備えているものもあります。
昔に比べると複数照射でき、作業効率がぐんとあがりました。
レーザーといえば、直接目にすると失明の危険があるなど、取り扱いを間違えると重大な事故になりかねないものというイメージですが、レーザー墨出し器から10cm以上離れていれば直接見ても危険性がありません(だからといってのぞき込まないようにしましょう)。
レーザー墨出し器に限らず、墨出し器にとって気を付けなければいけないのが、揺れなどによるズレです。
建物が大きくなるほど、わずかなズレであっても大きく傾くこともありえるでしょう。
そうならないためにも弊社では、慎重に作業に取り組んでいます。
2021.12.17 m&g